こんにちわ。
蒸し暑い日が続いて過ごしづらい日々が続いていますね。
6月に入り本格的に梅雨のシーズンに入りました。
一昨年は多く発生した水災害・考え方についてお話します。
直近では令和2年7月に起きた九州を中心におきた集中豪雨です。
全国各地、特に九州熊本・鹿児島において1時間・24時間の雨量が統計開始以降最大を記録するなど大きな被害が出ました。須磨川の氾濫・決壊は皆さまもご覧になられたかと思います。
ここ近年では大雨の時期や台風などで予期せぬ場所で大きな災害が散見されます。
各市町村が作成しているハザードマップでも予想を超える想定外の事案が起きているのが事実です。
ここでご注意いただきたいのは「今までは大丈夫だった」は通用しないと言うこと。
・今までは大丈夫だったから、火災保険は今まで通りで大丈夫であろう・・・
・最近、日本で災害が多いけどそれでもうちの家は大丈夫だったから・・・
という考えは捨てたほうが良いかもしれません。
なにかあった時の「保険」ここでは「火災保険」となります。
しばらく火災保険を見直してない方は一度見直してみるのも良いかもしれませんね。
みなさんこんにちは。
今回は地震大国と言われる日本において避けて通れない地震の保険についてお話ししたいと思います。
いきなりですが、質問です。
Q、ガスコンロで料理をしている最中に地震が発生し、ガスコンロが火元で火災が発生しました。
この場合、火災保険と地震保険どちらが適応されるでしょう?
答えは、地震保険の補償対象となります。
火事発生の場合、火災保険で保証されるのでは?と思いがちですが、
実は火事だけに限らず災害の発生元でどの保険から保険金が支払われるか明確に分かれてしまいます。
ですので、地震が起因とした被害は地震保険での扱いとなります。
地震保険は保険料が高いからなぁ・・・と懸念されがちですが、
実際に2007年の「新潟県中越沖地震」や2011年の「東北地方太平洋沖地震」などの
大地震発生後の年は他の年に比べて世帯加入率・付帯率ともに伸びているというデータも
あります。
災害時などでよく耳にする「ハザードマップ」はご存知でしょうか?
自宅周辺の自然災害のリスク予測や避難場所などを地図で確認できるものです。
地形や地盤、海抜など新たな発見があるかもしれません。
お住いの市町村のHPなどでハザードマップを公開していることが多いですので
一度ご覧になってはいかがでしょうか?
火災保険見直しをお考え中の方は参考になると思います!
みなさんこんにちは
毎日暑いですね~、クールビスを心から待ち望んでいます筆者です。
さて、自動車保険に加入するときに「ロードアシスタンス特約」って聞いたことはありますか?
ほとんどの保険会社が特約として自動付帯しています。
意外と皆さんどんな補償内容か知らなかったりします。
今回は実際の補償内容を説明します。
※補償内容・金額・サービス内容は保険会社によって異なります。
①レッカーけん引
ご契約の自動車が事故、故障またはトラブルにより走行不能となった場合に、現場に急行し
レッカーによるけん引を行います。
・1事故につき10万~15万円限度
→15万円ですと、けん引距離はおよそ180kmとなります。
②応急処置
・レッカーけん引と同じように現場に急行し、30分程度で完了する応急処置を行います。
→代表例がバッテリーのジャンピング、キー閉じ込めの鍵開け、スペアタイヤ交換などです
③燃料切れ時の給油サービス
・燃料切れで走行不能になった場合に、10リットルを限度に燃料をお届けします。
→たいていの場合が1契約年度に1回限りですが便利です。
おおよそ上記のサービス内容が一例となりますが
知っていると知らないとでは大きな差があります。
しかもロードアシスタンス特約を使っても、保険の等級には影響しません。
非常に便利なサービスとなっていますので
いま加入してしている保険についているかどうか確認してみては如何でしょうか?
みなさんこんにちは
今回は、自動車保険の補償の中で、皆様からよく「人身傷害保険」と「搭乗者傷害保険」の違いって何なの?というご質問を頂くことがあります。
まず「人身傷害保険」とは
・ご契約の車、または他の車に搭乗中や歩行中などの自動車事故で死傷した場合に、保険金をお支払いする補償です。事故の際の過失割合に関わらず、人身傷害保険の基準で計算した保険金をお支払いすることができます。
次に「搭乗者傷害保険」とは
・ご契約の車に搭乗中の全員を対象に、死亡・後遺障害・医療保険金が支払われる保険です。
過失割合の影響で支払われる保険金額が変動することはありません。
これだけ聞くと、ほとんど違いが無いように聞こえますが大きく異なる点があります。
それは
①保険金の支払われるタイミングが違う
→人身傷害保険では、自動車事故で死傷してしまった際に、示談交渉を待たずに総損害額が支払われる。
→搭乗者傷害保険は、医師の診断による入院および通院の合計日数が、5日以上を経過した時点で
定額の損害額が支払われる。
②支払われる金額の仕組みに違いがある
→人身傷害保険は、保険金額は3000万円~1億円、もしくは無制限で金額を設定することが出来る。
またこれらの損害額には、通院費や休業損害、葬祭費用などの費用も含まれます。
→搭乗者傷害保険は、あらかじめ決められている部位や症状に応じて、定額の金額が支払われます。
たとえば、頸部の骨折または脱臼の場合は60万円、頭部の神経・筋または腱の損傷・断裂の場合は110万円です。
同一事故により複数部位に症状が現れた場合は、症状のなかでもっとも高い金額をもとにして支払われます。
また人身傷害保険の補償対象となる通院費や休業損害、葬祭費用などに関しては、こちらの保険には含まれません。
どちらの補償も一長一短であり、両者の特徴を理解し、自分に合った最適な選択をした方がよさそうですね。
こんにちわ。
20℃を超える日が続いて過ごしやすい季節になってきましたね。
今回は、、、「損害保険の成り立ち・理念」についてお話しさせて頂きます。
保険の起源は諸説ありますが、紀元前2250年頃のバビロン王ハムラビの時代に隊商(キャラバン)の間に保険と似たような取り決めがあったようです。その内容は「資金を借りて出発した対商が災害に遭ったり盗賊に襲われて荷を失った場合、損害は資金を貸した者が負う」というものでした。これが保険の考え方の始まりだと言われます。
その後、海上貿易が発展してきた古代ギリシャでは、嵐や海賊などの海難事故に遭遇した場合、「荷主と船主で損害を分担し負担する」という習慣、いわゆる「海上保険」が生まれました。損害保険は海上から始まったという事になります。
海上保険だけだった損害保険が、火災による被害まで補償するようになったのは1666年9月のロンドンの大火がきっかけでした。パン屋のかまどから燃え広がったといわれる炎は4日間にわたって燃え続け、ロンドン市内の家屋のおよそ85%が焼失するという世界三大大火(ローマ大火、明暦の大火)と言われるほど大規模なものでした。この事件をきっかけに1681年に世界初の火災保険会社「ファイア・オフィス」が設立されました。
日本においても平安朝時代や室町時代に災害にあった時にお互いに助け合う、相互扶助の考え方は古くからあり、損害保険の歴史も海外同様に海上から始まりました。
大きな自然災害が発生した際に、被害を受けた人は加入している保険を使って直す。その保険金の中には保険を使っていない人の保険料が含まれます。
お互いがお金を出し合い困ったことがあったら助け合う、これが保険の「相互扶助」という考え方に紐づけられているのですね。