「タダほど怖いものはない」
昨今、住宅修理などに関し「保険金が使える」「自己負担ゼロで出来ますよ」と言って勧誘する特定修理業者とのトラブルが増加しています。
特定修理業者とは住宅修理等に関し「保険で直せる」と言って営業活動を行い、事故偽装や過大
請求、高額な保険申請代行手数料を請求するなどの問題行為を行っている業者です。
特定修理業者の活動は年々活発化しており、火災保険請求の1割近くを占める状況になっています。
お客さまがトラブルに巻き込まれるケースも増加しており、トラブルの内容は、「しつ
こい勧誘」「高額な保険金申請代行業務の手数料を請求され適切な修理ができなくなる」
などが多く、お客さまに大きな被害が生じています。
皆さんが加入している火災保険の内容によって保険が使える事案は様々です。
大規模災害の後は、便乗した悪質商法等のトラブルが 発生する傾向にあります。不審な住宅修理、リフォームの勧誘にはくれぐれもご注意ください。
参考資料: 保険が使えるという住宅サービスでのトラブルに注意
さて、皆さんもご存じかと思いますが「妨害運転罪」いわゆる「あおり運転」の罰則を強化する改正道路交通法が6月30日に施行され、約4か月が経ちました。
あおり運転の対象となるのは「通行区分違反」「急ブレーキをかける」「車間距離不保持」「進路変更禁止違反(割り込み)」「危険な追い越し」「上向きライト継続での威嚇」「不必要なクラクション」「幅寄せなどの安全運転義務違反」「高速道路での最低速度違反」「高速道路などでの駐停車違反」の計10項目です。
また、特筆すべき点として皆さんご存じなかったりしますのが、今回のあおり運転の罰則強化は、自転車も対象になることです。自転車についても車と同じように厳しい罰則を科すことにしており、14歳以上であれば悪質な場合は刑事罰を受ける可能性があります。対象となる行為は違反10項目のうち、「上向きライト継続での威嚇」「高速道路での最低速度違反」「高速道路などでの駐停車違反」の3項目を除く7項目です。
違反による罰則は、「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」が科せられます。基礎点数は酒気帯びと同じ25点(2年の免許取得停止)です。また、高速道路上で相手車両を停車させるなど、著しい危険を生じさせた場合は、「5年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が科せられます。基礎点数は35点(3年の免許取得停止)で、酒酔い運転と同じです。これらに違反すると事故を起こさなくても免許を取り消されることとなります。
しかしながら、「あおり運転行為」そのものがこの法改正により減少することは見込まれますがゼロになることは中々難しいと予想されます。あおり運転の対策法の一つとしては、やはりドライブレコーダーの活用が有効です。あおり運転行為で最も多いのは後方から接近し車間距離を詰める事※図1であり、対抗策として前方のみではなく後方も録画できるドライブレコーダーがオススメです。あおり運転行為が画像で記録されることから、妨害運転などの悪質・危険な運転行為の抑止効果・立証にもなります。
図1
みなさん、こんにちわ。
長らくお休みしていましたヨシノブログを再始動致します!
皆様にお役立ち情報など定期的に情報発信していきたいと思いますので
宜しくお願いします!