伝えたいこと
こんにちは
7月はじめのブログにおいて、大規模災害の備えについて書きましたが
今回は7月3日に発生しました熱海市伊豆山地域の大規模土砂災害について
お話しします。
まずはじめに、
今回の災害において亡くなられた皆様には、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
また被害にあわれた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
現場地域は筆者の地元であることと今回被災した家屋の中に実際筆者の契約者が
いらっしゃったので本人の了承をいただき、体験談として書かせていただきます。
7月3日
地元消防団に所属している筆者ですが、11時ごろに複数のラインが入り中身を見ると
「伊豆山地方に土石流が発生した」という文章と複数の動画でした。
映っていたのは伊豆山交番から熱海駅方面に伸びる市道がたちまち土砂に
飲み込まれるシーンで、よく見覚えのある道路であった為只々衝撃でした。
同箇所の下流域に地元の後輩が住んでいましたので
すぐに携帯電話から電話を掛けましたが、一向に繋がりませんでした。
最悪の出来事だと頭をよぎっていると、それからしばらくして後輩から折り返しの電話がありました。
「大丈夫か!?」
「俺は仕事に出てたので大丈夫でした、奥さんも家にいましたが異変に気付き急いで
家から避難していたので大丈夫でした。」
後輩と奥さんは無事でした。
「けど、土砂に家が流されてしまって、、、」
「これ、保険で直せますかね?」
「大丈夫。保険に入るとき水災も出るようにしたの覚えてる?
水災害をはずすと保険料削減になるけど何かあったときのことを考えると
外さないほうがいいよ。と」
「あ~、確か当時入れるか外すかでだいぶ悩んだところですね
今考えると外さなくてよかったですよ、ホントに」
「いや、マジで助かりました!保険で家を直せるだけでもありがたいですよ」
私も火災保険に入っていただいたのが数年前の出来事ですが、やはり水災害の補償に関しては
特別な事情がない限りは必ず加入していただくようと取り組んでいます。
勿論、「任意」保険ですのでお客様に判断を委ねる時もあります。
そして大切な家族の帰る家を守れるのも、その判断一つだと思います。
今回の体験談がみなさまの保険を見直す一助になれば幸いです。